「スーパーマリオギャラクシー」のアシストプレイ

プレイしていないので詳しく知りませんが、「スーパーマリオギャラクシー」ではWiiリモコンを2つ用意すれば、マリオを操作するプレーヤーの協力(や邪魔)ができるアシストプレイというシステムがあります。これって実は、画期的な試みではないかなぁ、と思いました。

ゲームを複数人で遊ぶのは面白いです。ただし、それは全員の技量が同じくらいの場合だけ。ゲームが得意な人と初心者とが一緒に遊んだとしても、いまいち楽しめないでしょう。協力プレイなら初心者が足を引っ張ってしまうだろうし、対戦プレイなら手を抜かない限り毎回圧倒的な差がついてしまうでしょう。

しかし、「スーパーマリオギャラクシー」のアシストプレイなら、初心者が操作するマリオを得意な人がアシストしたり、あるいは逆に、得意な人がマリオを操作して初心者はアシストプレイでスターピースを集めたりということができます。2人の役割が全く違っていて、なおかつアシストプレイがなくてもクリアは可能(つまり初心者が足を引っ張るということにはならない)なので、このようなことが可能になったということです。もちろん、完璧なプレイを目指すなら初心者が足を引っ張るというのは変わりませんが、ここで想定しているのは初心者と得意な人とがおしゃべりしながら気軽に3D世界を探索するようなプレイです。ほほえましいではありませんか。