モチベーションを重視した同人ゲーム作り

同人ゲーム作りをモチベーション下げずに完成させる方法 - あるSEとゲーマーの四方山話」という記事を見つけました。スタッフ各人が好き勝手に素材(画像や音楽だけでなく、シナリオやシステムなども含めて)を作ることでモチベーションの低下を防ぎ、最後に素材を組み合わせてゲームにしてしまいましょう、という一見すると無茶な手法。これでまともな作品ができるのかちょっと心配ですが、面白い考え方ではあります。Googleっぽい感じがする(……と思ったらGoogleのソフト開発手法が背景だって書いてありました)。完成させることこそ最重要なのでその点でも理にかなっています。

少し前に「もっとも大事なのは何を感じてほしいかということ - あまやどブログ」で紹介した、「プレイヤーに何を感じてほしいかというコンセプトを最初に決め、それを実現するために素材を組み合わせていく」という考え方とは対照的な方法論です。プレイヤーでは無く、クリエイターが何を作りたいかを重視した作り方といえるでしょう。

実際のところは、これらの両極端な2つの方法論の間を取ることになるのでしょうか。何のためにゲームを作るのか(プレイヤーのためか、クリエイターのためか)でどちらかの比重が高くなる感じで。