Rubyが面白そう
オブジェクト指向スクリプト言語のRubyをちょっとだけ触ってみているのですが、快適にプログラムできそうで面白いです。勝手に「オブジェクト指向を前面に押し出しているし、堅苦しい言語なんだろうなぁ」というイメージを持っていたけど、それは大きな間違いで、実際は気軽で楽しい言語みたいです。ファンがたくさんいるのも納得。たとえば、
a = [] a.push(1, 2, 3, 4, 5) print a.pop
という具合に配列に簡単にpush/popできたりとか、やりたいと思ったことがすぐできるのが気持ちいい。C++で同じことをやろうとすると、
#include <iostream> #include <vector> using namespace std; int main() { vector<int> array; array.push_back(1); array.push_back(2); array.push_back(3); array.push_back(4); array.push_back(5); cout << array.back() << endl; array.pop_back(); return 0; }
という感じで、vectorをincludeしないとpushもできないわけです。Rubyと比較してみると、文字を表示するためにiostreamをincludeしなきゃいけなかったり、main()を作らなきゃいけないことすら面倒に思えてきます。もちろんC++にもC++のいいところがあって、大規模なソフトをしっかり作るときは型チェックとかを厳密にしてくれるC++が向いているのですが、Rubyを覚えれば日常の些細なことに大活躍してくれそうです。
ゲーム製作に関してはRuby/SDLというSDLラッパや、さらにそれをラッピングしたゲーム製作用ライブラリ(MyGameとかMiyakoとかStar Rubyとか)があるようですが、実行速度が気になるところ。ガベージコレクトでカクついたりしないのだろうか。