クラス設計の重み

最近C++でプログラムを組んでいて、オブジェクト指向っぽくていい感じだなって思っていたのですが、「クラス設計の考え方」を読んで自分がいかに浅はかだったかを思い知りました。特に「オブジェクト指向に慣れていない人は、ある1つのクラスを作っている時に、あらゆるコードをすべてその1つのクラスに詰め込もうとする傾向があるようです」という一文はまさに自分のことだと思いました。必要な処理があったら何の疑問もなくプライベートメンバ関数にしていたけど、言われてみればそれはC++ではなくC言語的な発想でした。

オブジェクト指向の解説本なんかではオブジェクトの属性や振る舞いを洗い出してそれを実装していくのだということが必ず説明されていますが、その意味がようやく実感できました(という気がするだけであって、実際はもっと高次元の意味があるのでしょうけど)。それは自分でC++のコードを書いてから上記サイトを読んだおかげであって、つまり上達のためには自分でコードを書くのが一番だというよくある結論に達したわけです。