Youtubeが高画質&ワイド画面に

Youtubeは世界で最も人気と知名度が高い動画投稿サイトかと思われますが、その一方で後発の類似サービスと比べ画質・音質ともに低めなのがネックでした。それが大きく変わりそうです。

まず、17日(たぶん)から、URLの後ろに「&fmt=22」を付けることで1280*720のHD画質で再生できるようになりました(プレイヤーの下の「高画質で表示する」というリンクを押したときよりも、さらに高画質になります)。もちろん、投稿時にそれだけの画質があった動画のみの対応となります。百聞は一見に如かずということで、サンプル動画を紹介します。ちなみにこの動画はちょっと前に話題になったもので、なぜか今回の高画質化に際していろんなブログでサンプルとして紹介されています。

フルスクリーンでもブロックノイズが全く気にならないほどの恐ろしい高画質ですね。ニコニコで「高画質版はzoomeで」というパターンがよくありますが、今後は「高画質版はYoutubeで」もアリになってきますね(まだ10分までという制限が残っていますが)。ちなみに、高画質の動画をサイトに埋め込む方法が次のページで紹介されています(できないと思いこんでいました……)。

もう一つ、25日に突然プレーヤーがワイドになり、ワイド解像度の動画がよりよい状態で鑑賞できるようになりました。まだ先述のHD画質が標準で使えるようになったわけではないようですが、きっとその下準備ではないかと。先述の裏技を知らないような一般ユーザーに対するアピールにもなりますね。

ただ、高画質が標準になってしまうとスペックの低いパソコンを使っている人に不便になりますね。あとサーバと回線の負荷は大丈夫なのだろうか。大量のトラフィックにあえいでいたYoutubeも、Googleに買収されたおかげでここまで来られたということなのか。というか、Wikipediaを見てYoutubeの正式サービス開始が2005年12月だということを知ったのが一番の驚きです。そんなに最近とは。

2008-12-21追記)正式にHD動画に対応し、プレーヤー右下の「HDで再生する」というリンクをクリックするだけで見られるようになった模様。参照:YouTube、HD対応動画がすべてHD画質で再生可能に