DS「世界樹の迷宮2」プレイ開始。ちょっとだけ感想。

DSの「世界樹の迷宮2」を、昨日と今日で4時間くらいプレイしました。あまりにも面白いのでちょっとだけ感想書きます。なお、最序盤のネタバレを若干含みますのでご了承を。

「君はこのまま読み進めてもいいし、ブラウザのバックボタンを押してもいい。」


今回はダンジョン探索系のゲームということで、攻略Wiki等は極力見ずに進めます。ただ、攻略WikiのFAQとかバグ情報とかそのあたりは目を通しました。なんでもスキル関連で致命的なバグがあるということで……これからプレイする方もバグ情報だけは先にチェックしておくべきかと。

電源を入れて、まずタイトル画面の音楽がいいなと思いました。ゲームを開始すると、プレイヤー(=主人公)に対して「君」と呼びかけるテキストが昔のゲームブックTRPGリプレイみたいでわくわくが止まりません。これぞ(本来の意味での)RPGです。蛇足ですが、こう書くと僕がゲームブックとかそういうののフリークに見えてしまうかもしれませんが、あんまりそんなことはないです。でも一応小さいころに何冊かやりました。古本で買った「MOTHER2」と「トルネコの大冒険」と、あと図書館で借りた「パンタクル2」くらいです。パンタクル2は内容はほとんど覚えていないのですが、方眼紙にマッピングしていったのと、最初の持ち物にハンカチとちり紙があったことはおぼろげに覚えています。ゲームブックのこととかすっかり忘れていたのですが、当時は子供ながらに根性があったんだなぁとしみじみ。あ、でも今確認してみたら、その3冊もプレイヤーを「君」とは呼ばずに、主人公の1人称で書かれてた。というか蛇足長すぎですね。

まず、キャラメイクに30分以上かけました。いつもはデフォルトの名前こそ正義だと考えているので、デフォルト名が無いというだけで悩む悩む。そもそもウィザードリィとかは未プレイなのでキャラメイク自体ほとんど経験ない(FCのココロンくらいかな)。と言いつつも、眠いので直感で適当に決めました。この時点で6人登録したのですが、後に登録した1人も含めて紹介します。

ケン(ソードマン1)
ソードマン1って書いてあるのは、ソードマンの外見選択画面の左から1番目の人という意味です。職業選択画面で一番上にあったので、これがスタンダードなのかなって思って何も考えずに選びました。剣を持ってるからケンって名前で。僕のセンスはこの程度です。
リリア(ガンナー2)
世界樹といえばこの青服女ガンナーですよね、と思ってしまうのはアトラスの罠にまんまとはまっているのでしょう。なんとなく某リリトレの主人公に似ているような気がしてこの名前に。
ケイン(パラディン1)
世界樹は難しいと聞いていたので、防御型キャラは必要だろうと考えました。グラフィックが上から目線に感じるのは気のせいでしょうか。
ハートン(バード3)
このキャラ画像がなんか年齢不詳っぽく感じたので選択(←理由になっていない)。その後パーティーから外すことになります。敵が強くなってきたらまたお世話になりそうな予感はしますが。GBAMOTHER3のボス戦は全体ステータス補助PSIを使いまくりだったからなぁ。
サクヤ(ブシドー4)
最初のキャラメイクのとき、勝手にパーティーは6人だと思い込んでいたため、勢い余って登録。でもパーティーは5人だと知り、お留守番係になりました。
メリィ(メディック2)
どう考えても回復役は絶対必要。のちにこの考えが正しかったことを実感します。
クー(レンジャー2)
最初ではなく、少し後に登録。前衛が2人しかいないのは厳しく感じたのと、ついでに採集もできるメンバーが欲しかったので。

で、初期パーティーは次のとおり。

  • 前衛:ケン(ソードマン)・ケイン(パラディン
  • 後衛:リリア(ガンナー)・ハートン(バード)・メリィ(メディック)

ここでやっと前衛二人の名前が微妙にかぶっていることに気づく。でもまあいいか。性格は正反対だけど名前が似ているということでお互い微妙にライバル視しているとか、そんな感じなのでしょう。

あ、ちなみにクラン名は「ナノボルト」です。適当です。ピカチュウ10まんボルトに勝てる気がしないという。

最初のミッションの前に交易所へ。普段は装備品の数字しか見ない効率重視の人間なのですが、もうすでにキャラクターに愛着が沸いてしまったのか、ソードマンっていうくらいだから斧より剣だよね、とか、女キャラだから盾より髪飾りを優先しよう、とか、そんなことを考えながら装備を整えました。余ったお金でメディカ(HP回復アイテム)を3個買う。

準備も整えて、最初のミッションを受けて樹海へ突入。さっきメディカ買ったのにさらに5個もらったり。

噂に違わず戦闘難易度は高いようです。前衛でも敵の攻撃を数回受けるとやられそうなので、メディカをばんばん消費。途中で、パラディンがDEFENCEすればわりあい楽になることに気づき、回復ポイントの恩恵もあって命からがら入り口までたどり着きました。これですよこれ! このギリギリの緊張感こそゲームの醍醐味です。最近は深く考えずに短時間で遊べる軽いゲームばかりに気を取られていましたが、自分が本当はこういう歯ごたえのあるゲームを好きだったのだと再認識。また蛇足ですが、ギリギリの緊張感といえばFCのラグランジュポイントというRPG(マイナーかな……)で、ある中ボス戦で残るは主人公一人、BPは尽きてHPもあと1ターンしか持たない、というギリギリの状態で中ボスを倒せたことがありました。あれほどの劇的な戦闘はそうそうありません。蛇足終わり。

ミッション終了報告をしてから最初のクエストを受けて1Fを探索しているうちに、メディックのメリィにキュア(HP回復)のスキルを覚えさせると、ものすごく探索が楽になりました。回復魔法がここまでありがたいものだったとは……。アイテムのメディカを節約しすぎてゲームオーバーになる恐れも少なくなりました。ちなみに1F探索中に2回もゲームオーバーになりました。行き当たりばったりに突き進むタイプなので。でもさすがに懲りて慎重めになりました。1Fに近道があるのにも早々に気づき、思わずニヤリ。

このあたりで、前衛が2人しかいないのは厳しく感じたのと、ついでに採集もできるメンバーがほしかったので、前述のとおりレンジャーを新たに登録して以下のようなパーティになりました。ハートンごめんね。

  • 前衛:ケン(ソードマン)・ケイン(パラディン)・クー(レンジャー)
  • 後衛:リリア(ガンナー)・メリィ(メディック)

クーはまだレベルが低く、いい武器も無いのでとりあえずDEFENCEさせます。というか5人パーティーなのに攻撃は基本的にケンとリリアしかしないというのは効率が悪すぎる気がしなくもないですが、とりあえずこのゲームの戦闘はDEFENCEと回復が重要っぽいと感じるので。

で、なんとか2Fまで足を伸ばせるように。ここで驚いたのは毒のダメージが異常に大きいこと。今までのノリからして毒は致命傷という設定だろうな、とは思っていたのですが、想像の3倍くらいのダメージを受けて慌てました。あと、F.O.Eがフィールド上を動いているから気をつけていたのに、戦闘中に突然現れてなすすべもなく全滅……。戦闘中にも動いてたとは。それと、突き当たりでリスみたいなのがいるというから手を伸ばしたら、アリアドネの糸(樹海から街へ戻るアイテム)を盗まれました。ダメージくらいなら問題ないだろうと軽はずみな行動を取ったとたんにこれですよ……。でもESCAPEしまくりながらなんとか生きて帰りました。

このゲームのウリのひとつであるマッピングは、バグ情報ページに書いてあった不具合の所為なのか壁の線を引きにくく感じることがあるのですが、そんな些細なことは気にせず美しいマップ目指してがんばっています。とりあえず、入り口付近にプレイ開始日をメモ。今後も1F上るごとに初めて到達した日をメモとして入れていこうかと。このメモというやつはプレイヤーごとに個性的な楽しみ方ができそうですね。

そんなこんなで楽しんでおります。ちょっと不安なのが、クリア後に二週目をしようと思ってもデータに愛着が沸きすぎて消せないんじゃないかということ。なので一週目だけで満足できるように、効率とかは気にせず存分に楽しみつくしちゃうのを目標に遊んでいこうと思っています。今回みたいな詳細な感想をブログに書いていくようなことはしないと思いますが(これ書いてて気がつくと2時間弱もかかってたし……こんな長文書いたの久々です。読み返して「楽しみすぎだろ自分」とツッコミを入れたくなるほどに)、節目節目で近況を書くかもしれません。

ゲームの内容とは関係ないのですが気づいたこと。世界樹2の公式サイトのトップページにランダムでキャラクターが出てくるのですが、ここに公国薬泉院の人が出てきたときにクリックすると……なぜかカドゥケウス2の公式サイトにジャンプ。なんという遊び心。