USBメモリから起動するLinux

新しいPCのマザボUSBメモリからのブートに対応しているみたいなので、USBメモリからLinuxをブートさせるのを試してみました。手元のUSBメモリは256MBしかなくてKNOPPIXは入らないので、「遊ぶエンジニア: USBブートLinux」を参考に、Puppy LinuxUSBメモリに入れました。PCを再起動して、F12でブートするデバイスの選択画面を出して「USB-HDD」を選ぶと、ちゃんと起動しました! なんか面白い。でもネットにつながらない……。

今はまだ対応していないマザボも多いのでお遊び程度にしか使えませんが、将来、OSやデータなどを1本のUSBメモリに入れて家でもネットカフェでも全く同じ環境を使えるという時代が来るかもしれません。今ではオンラインディスクとかブラウザ上で使えるワープロとかもあるけど、OSも含めて環境を丸ごと持ち歩ければもっと快適ではないでしょうか。

ちなみにPuppy LinuxというのはCDブートできるLinuxディストリビューションで、KNOPPIXとは違って軽く小さくを目指しているそうです。起動時に全てをメモリにロードするので、KNOPPIXみたいにソフトを起動するたびにCDを読み込むということも無く、GUIなのに非常に軽快に動きます。ソフトの少なさも、簡単にインストールできる追加パッケージで補われているようです。Puppy Linuxなんて聞いたことも無かったのですが、今年に入ってから日本語サイトができて最近注目されているらしいです。

さらに関係ないですが、Universal Extractorというソフトを使えばISOファイルを直接解凍できたことに驚き。今までISOはDaemon Toolsとかでマウントするしかないと思い込んでいたので。